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一本釣り天然真鯛

漁師たちが守ってきた伝統漁法と
海の豊かさは加太の誇り。
加太の誇りを知ってほしい、食べてほしい。

和歌山市加太の『一本釣り漁』

加太では、魚に傷を付けない一本釣りが主な漁法。ガラと呼ばれる木枠に巻き付けた糸を40〜70メートル下に垂らし、漁師一人ひとりの経験と覚えた指の感覚で釣る職人技は、古代から受け継がれてきた。一本釣りにこだわり、最新機械やまき餌や網を使わない漁法は、海藻や稚魚を育み、海の生物多様性を豊かにしている。海を荒らさず活きがよい魚が獲れる一本釣りは加太の漁師の誇り。

受け継がれる精神と技術

古代にはエコやサスティナブルという言葉はなかったが加太の漁師たちはご先祖より一本釣りによる海を守る精神を受け継ぎ、技術を今も守っている。古代にはエコやサスティナブルという言葉はなかったが加太の漁師たちはご先祖より一本釣りによる海を守る精神を受け継ぎ、技術を今も守っている。

「一本釣り」へのこだわり
海の環境を守り、うまい魚をいつまでも

最新機械やまき餌や網を使う漁法は一度に大量の魚を釣ることができる。しかし、魚だけでなく海藻や稚魚や魚の餌となるプランクトンまでとってしまうため美味しい魚が育つ海の環境を壊してしまう。一本釣りは大量には釣れないが魚たちの餌となるプランクトンや海藻や稚魚を守り、海の生物多様性が豊かな環境をこれからも維持し、うまい魚を提供し続けることができる。

味を決める漁師の心意気
魚の味は釣った後の扱い方の違いで変わる。

漁師によって傷なく丁寧に一本釣りで釣れた直後の鯛は仕掛けの影響でストレスがかかってしまい表面が白くなっていく。魚のストレスは鮮度や味を左右する。漁師は鯛へのストレスを最小限にし、鮮度を保つためにすぐ船の生簀へ入れる。少しずつ魚の表面の色が白から薄紅色に変わっていく。鯛へのストレスは最小限に抑えられ鮮度が保たれる。その後丸一日、漁港の生簀で泳がせ、ストレスを軽減させてからお客様の元へ出荷する。
ストレスを抑えられた鯛は網どりされた鯛に比べ、鯛本来の薄紅色を保ち新鮮。加太の海で釣れたうまい魚は漁師一人ひとりの心意気によって守られ、新鮮な状態でお客様へ届けられている。

料理人の声

活魚料理 いなさ
稲野雅則

加太の鯛は脂肪が少なく低カロリーでありながら、アミノ酸バランスの優れた良質のタンパク質を多く含み、消化吸収がよい食品です。淡白ながら、旨味成分のバランスが良く、風味豊かな味わいの真鯛は、刺身はもちろん焼き物や煮付け、天ぷらとどんな料理にしてもおいしくいただけます。頭はかぶと煮に、中骨は潮汁に使うなど、余すことなく利用できるのもうれしいところ

MEL認証(マリンエコラベル認証)取得申請中

MEL認証とは?

水産資源や生態系などの環境にやさしい方法で行われている漁業や養殖業を認証する仕組みのことをいいます。これは、認証された漁業や養殖業から生産された水産物や、これらの認証水産物を利用して作られた製品に対して、水産エコラベルというロゴマークを表示することができるという仕組み。

詳しくは、マリン・エコラベル・ジャパン協議会オフィシャルサイトにて

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