修験道トレッキングツアー
日本遺産(令和2年6月19日認定)された
日本最古の修業の道「葛城二十八宿」を歩く
トレッキングツアーについてご紹介します。
修験道トレッキングツアー とは?
大峰山と並ぶ修験道の聖地・葛城山は、大阪・和歌山県境を東西に連なる和泉山脈から北上して奈良・大阪県境の金剛山脈へと連なる峰々の総称です。この山系には修験道の開祖・役行者が法華経八巻二十八品を埋納したとの伝承による経塚があり、「葛城二十八宿経塚」と呼ばれています。
和歌山県加太町の沖に浮かぶ友ヶ島(序品)からスタートして犬鳴山の「七宝滝寺鈴杵ヶ嶽」(第八品)、和泉葛城山の「嶺の竜王」(第九品)、牛滝山の「大威徳寺」(第十品)、「岩湧山」(第十五品)を経て「金剛山」(第二十一品)にいたり、さらに北上して大和葛城山から「二上山」(第二十六品)、そして大和川沿いの「亀の尾宿」(第二十八品)にいたるまで、各所に経塚や行場が連なる聖地です。本ツアーは第一経塚がある友ヶ島を舞台にしたトレッキングツアーです。
Tour Scheduleツアースケジュール
スタート

集合
南海電鉄加太線 加太駅
和歌山市加太はめでたい電車が走る南海電鉄加太線の終点である加太駅がある。修験道トレッキングツアーの始まりはこの南海電鉄加太線 加太駅よりスタートします。

葛城修験の拠点
迎之坊(むかえのぼう)
平安時代以降、和歌山市加太は葛城修験の拠点であり、多くの修験者が訪れました。迎之坊は修験者を接待する施設として、重要な役割を果たしていました。加太にはかつて伽陀寺と呼ばれる寺院があり、その別当を務めた向井家は、現在も修験者を迎える「迎之坊(むかえのぼう)」の役目を継承しています。

祈りの炎「採燈大護摩供」
阿字ヶ峰行者堂(あじがみねぎょうじゃどう)
友ヶ島行場を眺望する阿字ヶ峰と呼ばれる丘陵の尾根、標高約三・五メートル付近に所在します。阿字ヶ峰行者堂では古からの祈りの炎「採燈大護摩供」を体験していただきます。修験道トレッキングツアーの安全祈願だけでなく、厄除・家内安全・交通安全・身体健全・学力増進・海上安全をご祈願します。

葛城二十八宿 スタートの地へ
リブボート乗り場
修験道トレッキングツアーでは世界中の海軍や警察、レスキュー、極地探検などで採用されているリブボートで友ヶ島へ向かいます。リブボートは荒天時でも高速航行ができ、更に不沈構造の為、最も安全なボートです。また、ボートの運転はこの海域を熟知する漁師が担当します。

「葛城修験」の第1番目の経塚
友ヶ島
加太湾の西方、紀淡海峡に友ヶ島を構成する地ノ島、虎島、沖ノ島、神島の4島が浮かびます。リブボートは中ノ瀬戸(通称ナカト)へさしかかると左に虎島の巨大な岩脈に海蝕洞穴「観念窟」とその上方の岩盤に「五所の額」が見えます。山伏のガイドを交えます。
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